
私たちは「睡眠」を一つの連続的なイベントとして捉えるのではなく、“入眠・眠りの持続・目覚め”という三つの段階に分けて科学的に分析・設計しています。
この三部構成によって、快眠に必要な各ステップにおける身体の状態と環境因子を的確に捉え、総合的な睡眠改善を実現するのが、「眠れるもりの研究所」のアプローチです。
第一の柱:「入眠」 〜スムーズなスタートの科学〜
入眠とは、意識が覚醒から睡眠へとスムーズに移行する過程です。この過程を妨げる主な要因は以下の通りです:
◉頭部や頸部の熱のこもり(深部体温の低下が妨げられる)
◉肌刺激や不快な湿度
◉緊張状態による自律神経の交感優位化
このような課題に対し、「眠れるもりの枕」では以下のような解決を設計しました:
✅ ハニカム構造による高い通気性
→ 頭部の熱を効率的に逃がすことで、深部体温が下がりやすくなり、入眠を促進。
✅ 柔軟で肌あたりの良いTPE素材
→ 刺激を抑えた触感により、安心感を高め、入眠に最適な「副交感神経優位」な状態へ。
第二の柱:「持続」 〜睡眠の質を決める重要段階〜
入眠後も、夜中に何度も目が覚めてしまうようでは、回復効果は著しく損なわれます。
睡眠を中断せず深く持続させるためには、「寝姿勢の安定」「筋緊張の緩和」「体圧分散」が鍵となります。
✅ TPE素材×ハニカム形状による「点支持」構造
→ 頸椎のS字カーブをキープし、過度な沈み込みや突き上げを防止
→ 頸部・肩の筋緊張を抑え、途中覚醒のリスクを軽減します
✅ 高すぎず低すぎない2WAY設計
→ ストレートネックの方も横向き寝の方も、首に無理な角度がかからず、睡眠が中断しにくい理想のポジションに調整可能
第三の柱:「目覚め」 〜快適な朝の体感をつくる〜
良い睡眠の最終評価は「目覚めたとき」に現れます。
✅ 目覚め時の爽快感は、「寝返りのしやすさ」や「頸部の圧迫感のなさ」に密接に関係しています。
✅ 「眠れるもりの枕」は独自の反発性により寝返りがスムーズで、頸部に過度な圧がかからない設計。
→ 朝、首や肩がガチガチにこわばることなく、「すっ」と起きられる感覚につながります。
睡眠は”連続性のある三部作”
私たちは、ただ「寝心地がいい枕」を作るのではなく、三つのステージに対応する明確な機能を備えた、総合設計の枕を目指しました。
それが「眠れるもりの枕」です。
睡眠において最も大切なのは、「気持ちよく寝られること」ではなく、「眠りに入って、睡眠状態が続いて、スッキリ起きられること」です。
この三部構成を整えることこそが、毎日の生活の質を劇的に変えていくと私たちは確信しています。
