私たちの睡眠は、単なる「長さ」ではなく、
質を生み出す3つのパート──
① 入眠
② 睡眠の持続
③ 目覚め
──で構成されています。
眠れるもりの枕の開発では、この3つを独立したステージとして研究し、それぞれを科学的に最適化するための設計を行いました。
1. 入眠──眠りの扉を開く瞬間
科学的背景
入眠とは、覚醒状態からステージ1睡眠への移行プロセスであり、このとき深部体温の低下がカギを握ります（van Someren EJ et al., Physiol Behav, 2006）。
頭部や首まわりの温度が高いと、脳は「活動中」と認識し、入眠が遅延します。
また、首や肩の筋肉が緊張していると、副交感神経の優位化が阻害されます（Trinder J et al., J Appl Physiol, 2001）。
眠れるもりの枕の役割
⚫︎ 高通気性の六角形ハニカム構造が熱を逃し、頭部温度を自然に低下させる。
⚫︎ TPEのしなやかな支えで首の筋緊張を解放し、副交感神経を優位に。
⚫︎ 高さ選択が可能な2WAY設計で、首の角度を理想的に保ち、入眠を促進。
2. 睡眠の持続──途切れない眠りを守る
科学的背景
睡眠の持続性は、深いノンレム睡眠とレム睡眠の安定した周期を保つことに直結します（Carskadon & Dement, Principles and Practice of Sleep Medicine, 2017）。
局所的な圧迫や熱のこもりは、無意識の寝返りや中途覚醒を引き起こします（Okamoto-Mizuno K et al., J Physiol Anthropol, 2012）。
頸椎の湾曲が不自然になると、筋肉・靭帯への負担や呼吸の妨げとなり覚醒を招きます（McEvoy RD et al., Sleep, 1996）。
眠れるもりの枕の役割
⚫︎ 体圧分散設計で後頭部や首への一点圧を排除、血流阻害を防止。
⚫︎ 弾性あるTPE素材がスムーズな寝返りを可能にし、姿勢変化による覚醒を回避。
⚫︎ 適正な頸椎アライメントを保つことで呼吸が安定し、長時間の深い眠りを維持。
3. 目覚め──再び覚醒の世界へ
科学的背景
良質な目覚めには、レム睡眠からの自然な覚醒が理想的であり、このとき脳はすでに活動準備を整えています（Stickgold R, Nature, 2005）。
睡眠の質が悪いと、覚醒時に**睡眠慣性（sleep inertia）**と呼ばれる倦怠感が長く残ります（Tassi P, Muzet A., Sleep Med Rev, 2000）。
起床直後の自律神経切り替えがスムーズであるほど、気分・集中力・身体パフォーマンスが高まります。
眠れるもりの枕の役割
⚫︎ 前段階の「入眠」と「持続」が整うことで、自然な覚醒リズムが確立。
⚫︎ 夜間に筋緊張や熱こもりが少ないため、目覚め時の頭の重さや肩のだるさを軽減。
⚫︎ 起床直後からクリアな感覚で1日を始められる。
総合的なアプローチ──眠れるもりの枕ができること
眠れるもりの枕は、
入眠を促す温度調整と筋緊張解放
眠りを途切れさせない体圧分散と寝返りサポート
爽快な目覚めにつながる自然な睡眠リズム
この3ステージを科学的エビデンスに基づき一つの製品に統合しています。
結論：枕は、睡眠の“始まりから終わり”を設計する道具
睡眠は、入眠 → 睡眠の持続 → 目覚め という連続した流れです。
眠れるもりの枕は、この流れを阻害する要因を徹底的に排除し、人生の質を底上げする睡眠をサポートします。
今日から、枕を「ただの寝具」ではなく、睡眠全体をデザインするパートナーとして選んでみませんか？
