眠れるもりの枕
睡眠の本質を見直す──“始まり・中盤・終わり”の3つが整って、はじめて「本当に眠れた」と言える。
日本人の多くが、睡眠に悩みを抱えています。
厚生労働省の調査では、成人の約40%が6時間未満の短時間睡眠をしており、不眠症状(入眠困難・中途覚醒・早朝覚醒)を経験している人は50%以上にものぼるというデータもあります(NCNP・睡眠障害診療ガイドライン)。
けれど、私たちは日常のなかで“何となく眠れた”と感じた日はあっても、なぜ眠れたのか、なぜ眠れなかったのかを深く考えることは少ないかもしれません。
本記事では、「よい睡眠」を構成する3つの重要なステップ──①入眠、②持続、③覚醒に分けて、現代の科学的視点から深掘りしていきます。
1. 入眠:最初の一歩が眠りの質を決める
眠れない──これは多くの日本人が抱える悩みです。
とくに「布団に入ってから30分以上寝付けない」という“入眠障害”は、厚労省の疫学調査でも20〜30代女性や40代以上の男女に多くみられる症状です。
この入眠に影響する要因は、主に以下の3つ:
◉自律神経の乱れ(交感神経が優位なまま)
◉頭部の温度が下がらない
◉不適切な枕による首まわりの緊張
とくに注目すべきは「頭部の温度」です。
スタンフォード大学の研究によると、入眠時に“頭を冷やす”ことが睡眠導入に効果的であることが示されています。深部体温と皮膚温の差が適切に開くことで、眠気を誘導する「メラトニン」の分泌が高まりやすくなるのです。
「眠れるもりの枕」に採用されているハニカム構造のTPE素材は、まさにこの頭部の熱を効率的に逃がすことにフォーカスした設計です。通気性が抜群なうえ、頭を適切に支えることで首まわりの緊張も和らげ、自律神経のバランスを整える助けにもなります。
2. 持続:夜中に目が覚めてしまう“中途覚醒”の連鎖を断ち切る
眠りに入れても、途中で目が覚めてしまう──これは「中途覚醒」と呼ばれる症状で、睡眠の質を著しく損なうものです。
とくに高齢者、ストレスを抱える人、ホルモンバランスが変化する更年期以降の女性に多く報告されています。
この“途中覚醒”を防ぐには、「寝返りのスムーズさ」と「頭頸部の温度調整」が重要です。
眠っているあいだ、人は一晩に20〜30回寝返りを打ちます。これがスムーズに行えないと、筋肉がこわばり覚醒しやすくなります。
「眠れるもりの枕」では、六角構造による圧力分散設計により、首から肩にかけての負荷を軽減。寝返りの動作を妨げず、筋緊張の蓄積を抑えるため、中途覚醒のリスクを低減します。
さらに、熱がこもりにくい構造が、首周りを快適に保ち、温度ストレスによる覚醒を予防します。
3. 覚醒:気持ちよく目覚めることが、“よく眠れた”という証になる
「朝起きても、なんだか頭が重い」「寝たはずなのに疲れがとれない」
このような“質の悪い睡眠”が、日本人の働き方や生活習慣の中で蔓延しています。
医学的には、目覚めがスムーズ=睡眠の質が高かった証拠です。
脳波が浅いノンレム睡眠から自然に目覚め、心拍や体温がゆるやかに上がっていく。このプロセスが崩れると、日中の集中力低下・イライラ・免疫低下にもつながります。
首を正しく支えられていないと、睡眠中に脳脊髄液の循環が滞り、むくみや倦怠感の原因になるという報告もあります。
「眠れるもりの枕」は、仰向け・横向きどちらでも使える2WAY設計。頸椎のS字カーブを維持しやすい構造になっているため、起床時の首や肩の不快感を減らすことに貢献します。
睡眠の“3つの質”を支えるために、まず「正しい枕」から見直してみる
入眠・中盤・覚醒──
この三段階に渡って科学的に「質の良い睡眠」を考えるとき、枕という存在は想像以上に大きな役割を果たしていることがわかります。
枕は、ただの寝具ではありません。
それは、あなたの“夜の回復”と“朝の再生”に寄り添う、いわば身体のパートナーです。
もし、「なんとなく寝付けない」「起きても疲れている」と感じているなら、
それは枕からの静かなサインかもしれません。
今夜から変えられる、眠りの未来へ
「眠れるもりの枕」は、エビデンスと日本人の悩みに真正面から向き合い開発された、本気の快眠プロダクトです。
夜の質が変われば、朝が変わる。
そして、朝が変われば、あなたの一日が変わります。
眠れるもりの研究所が導き出した、快眠のための“三本柱”
私たち眠れるもりの研究所では、これまで数多くの睡眠データと臨床知見をもとに、
「入眠のしやすさ」「眠りの持続」「目覚めの質」という快眠の三本柱に着目してきました。
なぜ多くの人が「眠れない」と悩むのか。
なぜ「寝ても疲れが取れない」と感じてしまうのか。
それら一つひとつの問いに向き合い、
医療従事者や睡眠研究者、体圧分散の専門家と連携しながら、数年にわたり調査・開発を重ねてきたのです。
そしてその研究の結晶が、「眠れるもりの枕」です。
◉「熱がこもりにくく、自然な眠りを誘う通気構造」
◉「頸椎のカーブを適切に支え、姿勢の崩れを防ぐ構造」
◉「睡眠中の筋緊張を軽減し、朝の目覚めまでを設計に含んだ素材と形状」
これらは、ただの“機能的な設計”ではなく、
「どうすれば人は本当に深く眠れるのか」という問いに対する、私たちの答えなのです。
眠りに、もっと科学とやさしさを。
そして、もっと“楽しみ”を。
眠れるもりの研究所は、これからもあなたの夜と朝に寄り添いながら、
「眠れることの幸せ」を、一人でも多くの方に届けていきます。

「眠れるもりの枕」は、日本のブランド「PODA」が企画・デザインし、私たちの厳しい品質基準をクリアした専用工場(中国)にて、丁寧に製造されています。
使用する素材や構造、細部のディテールに至るまで、すべて日本で設計・監修されたもの。信頼できる工場と長期的なパートナーシップを結ぶことで、高品質かつ安定した製品づくりを実現しています。
安心できる眠りをお届けするために――。
私たちは国に関係なく、「品質と誠実さ」を大切にしています。